タクサードのブログ(仮題)

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東山奈央さんソロデビュー(感情編)

はじめに

2016年 11月 17日 木曜日
声優の東山奈央さんがソロデビューすることが発表されました。一番の推し声優がソロデビューするという知らせは強烈なもので、僕を混乱させました。冷静さを取り戻し、気持ちの整理をするまで驚くほど時間がかかりました。ひとつのケジメとして、こうして文章を書こうと思いました。

こちらは感情編です。考察編を書く準備として、僕がどれほど驚き、混乱し、取り乱したかを振り返ってまとめたものなので、建設的なことは考察編を読んでください。

 

青天の霹靂

その知らせを聞いたのは、実験のガイダンス中だった。その日から数回に渡る実験の説明をまとめて聞かされて、眠かったのでTwitterを眺めていた。そこでTLに流れてきたのは、フォロワーがRTした、東山奈央 オフィシャル(@naobou_official)のツイート。最初見たときは驚きはしたものの、一瞬で冷静になって、いやいやそんなわけないだろうと。釣りアカウントだと思ったし、質の悪い冗談を流す輩がいるものだと思った。しかし、TLのスクロールを進めると、ゲーマーズタワーレコードなど既存の公式アカウントで「東山奈央ソロデビュー」という旨のツイートがされていて、ようやく真実なのだと、東山奈央 オフィシャル(@naobou_official)は本物なのだと理解した。

でも理解はしたものの全く受け入れられない。その知らせは朗報でもなく、悲報でもなく、ただの速報でしかない。まさに青天の霹靂。これまで「なおぼうがアーティストデビューする可能性は全く無いわけでなはいが、かなり低い」と考えて、サークルの部誌に原稿を書いたこともあり、予想外の知らせに何をどうして良いか分からず。このあたりから複雑な感情が渦巻き、大混乱。実験どころの状態ではなく、次々TLに流れてくる「東山奈央ソロデビュー」に関連するツイートを眺めながら頭を抱えるのみ。

(幸いかなり大人数のグループで行う実験だったため、作業を一切行わずに実験を乗り切った)

 

激動の1週間

ソロデビューというだけでも大事件なのに公式Twitter、公式サイト、公式LINEの開設や号外“東山タイムズ”の配布、アニメイトタイムズにインタビュー掲載など情報量が多すぎた。

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混乱のあまり訳も分からず、サークルに向かう道中でアーモンドフィッシュとさきいかを買ったり、

サークルに行ったら行ったで後輩に心境をいくらか吐露して励まされたり、3日後の11/20に九州工業大学でなおぼうの学園祭イベントがあるのを思い出し、遠すぎて諦めたイベントにも関わらず「言い値のバイト代出すからチケット取ってきてくれ」と後輩に頼んだり、サークル後の別れ際には「気をつけて帰ってください」と言われる始末。とんでもない取り乱しの有様で、思い出せば自分で驚いてしまう。

冷静でないのは明らかなので、余計なことを考えるよりもアニメイトタイムズのインタビューを読んで真正面から向き合おうと思い、家に帰ってじっくり読んだ。

ボロ泣きしながらゆっくりゆっくり読んだ。ひとしきり泣いたら妙に落ち着いて、さっきまでの複雑な感情が解消されはしたものの、気持ちの整理はまだつかず。2日後の11月19日のNFに向けてスライドデザインの作業が残っていたので、サークルの仕事に気を向けて、多過ぎる情報量と整理できない気持ちを少しずつ消化しようと考えた。色々なことがたった一日で起こりすぎて、人生で一番感情の忙しかった一日だと言っていい

スライドのデザインを完成させ、NFでの仕事も終えて迎えた11月20日。冷静になったので九州工業大学での学園祭イベントは予定通り諦めて東京へと向かい、アニメイト秋葉原に号外“東山タイムズ”を入手しに行った。配布の10分ほど前に到着したが、店舗前の歩道には同じ目的で集まった人々が大量にいた。大勢集まるだろうとは予想していたものの驚いてしまった。

作品とキャラクターに恵まれた声優であることは言うまでもないし、そのおかげで個人での活動が少ないわりにイベントは多い。今までなおぼうのイベントに何度も参加してはいるが、他に共演者がいたり少なからず作品に絡んでいたりする。そのため、単純になおぼうの人気というものを目の当たりにする機会は少なく、2013年に行われた立命館大学Voice & Animation 研究会のイベント以来となる。更に今回はなおぼう本人が来るわけではない。スタッフから「東山奈央ソロデビュー」に関して書かれた紙を1枚受け取るために大勢の人が集まった。

それだけではない。アニメイト秋葉原の入り口正面のショーケースには大きな看板が設置され、コメント動画が流れ、直筆コメントが展示されていた。サイン入りの等身大パネルまである。AKIHABARAゲーマーズにも入り口にサイン入りの等身大パネルがあり、吊り広告がある。7年間前では想像もつかなかったし、ほんの4日前でさえも想像できなかった光景が広がっていた。これらの光景は、なおぼうをTVアニメデビュー作である「神のみぞ知るセカイ」の中川かのん役から7年間応援してきた僕にとって衝撃であり、感動であり、大きな意味を持つものだった。

その後予定通り、号外“東山タイムズ”を入手するあくまでついでにということにしておく小松未可子さんのハピこし!ライブ2016に参加して、とにかくはしゃいでメンタルリセットした。それでもやっぱり抱えていたものが多過ぎたようで。何せソロデビュー発表とサークルの仕事で心身ともに限界の中、東京遠征したので心と体を酷使し過ぎた。回復しないまま月曜日のバイトと火曜日の中間テストを死にも狂いで乗り切り、気持ちの整理がついたのは11月23日水曜日。激動の1週間が終わった。

 

終わりに

こんな感じの激しい感情の変化を経て、感情の起伏は収束していきました。TOになれとか、リリイベ全通しろとか、最前ドセンでイベ参加してる画像がTwitterに上がるの待ってるとか、気安く好き勝手言ってた人には反省して欲しいところです。

感情編をブログに書くべきかどうかは考えましたが、感情編を書かないとまともに考察編書けない予感がしました。この文章を気持ちの整理の締めくくりとして、考察編に続きます。